(漢方の勉強会から)
漢方は、風邪にかかってからの時間や症状によって処方が違います。市販の総合風薬は、頭痛、熱、鼻水などすべての症状についての薬が入っているのでオールマイティーですが、当薬局では、適切な時期に症状にあった漢方をご紹介しています。
以下を参考にご相談ください。
寒気があり胃腸症状(-)→汗が出ていない。
さらにだるさが強く、横になりたがる、脈が沈んでいる。
胃腸症状はなくて、 汗が出ている。(首筋やわきの下が湿っている程度でも、汗が出ていると考えます。)
胃腸症状(+) → 頭痛などがある
(食欲不振、下痢など) → 口が苦い、咳、ふらつき
寒気がしたり、暑がったり
などが基本です。
さらに、症状によって、漢方を足したり、同じ系統の薬を選ぶ場合もあります。